こんにちは。
株式会社ALL EFFORT広報担当です。
昨年の東京オリンピックを始め、最近では冬季オリンピックで日本代表の選手の方々が輝かしい結果を出しています。
小林陵侑選手が「男子 個人ノーマルヒル」で日本人初の金メダルを獲得したことを知ったときには、私自身興奮しました。
しかし、ノーマルヒルをやっていたわけでもないのに、なぜ私はそんなにも興奮したのでしょうか。
そこには、近代オリンピックの前提に掲げるオリンピズムが関係していました。
オリンピズムの根本原則
1. オリンピズムは肉体と意志と精神のすべての資質を高め、 バランスよく結合させる生き方の哲学である。 オリンピズムはスポーツを文化、 教育と融合させ、 生き方の創造を探求するものである。 その生き方は努力する喜び、 良い模範であることの教育的価値、 社会的な責任、さらに普遍的で根本的な倫理規範の尊重を基盤とする。
2. オリンピズムの目的は、 人間の尊厳の保持に重きを置く平和な社会の推進を目指すために、人類の調和のとれた発展にスポーツを役立てることである
参照文献:https://www.joc.or.jp/olympism/charter/2021/book/index.html#page=10
このようにオリンピズムは、選手たちがそこに辿り着くまでの過程も重視していることがわかります。
そこで今回は、オリンピズムという考え方から
日常生活に活かせる2つのことについてご紹介します。
相手を理解しようとすること
まずはじめに、相手を理解しようとすることについて書いていきたいと思います。
オリンピズムには、スポーツだけでなく、その他の要因も含めてその人自身の人生について創造していくことを目的の1つにしていることがわかります。
それゆえに、テレビでもオリンピックに出場している選手のそれまでの努力や競技に対する価値観などが放送されているのではないでしょうか。
スポーツ単体ではなく、選手のそれまでの人生についても理解するからこそ「メダル獲得」という輝かしい結果を一緒に喜べるのだと思います。
相手のことを理解しようとすることを言い換えるならば、相手に興味をもつと言えるでしょう。
「その人自身がどんな人なのか知りたい」と興味をもつから理解していこうと思うのです。
相手を理解することで、共通点で共感することができたり、適切な提案やアドバイスをすることができます。
日常生活で、人とコミュニケーションを取るときにぜひ相手を理解しようという思いから話してみてください。
努力することを楽しむ
オリンピズムにも、「努力する喜び」とあるように努力することを楽しみましょう。
私の中での努力を楽しむとは、昔の体験を思い返すと自転車の練習に似ています。
自転車も乗れるようになるまでに、何回も転んだり擦り傷をつくって練習しました。
しかし、途中で練習を諦めなかったのは、乗れたときの自分の姿を想像していたからです。
日常生活でも、努力した先の成長した自分を想像しながら、努力を楽しみましょう。
さいごに
今回は、オリンピズムという考え方から日常に活かせる2つのことについて書きました。
相手を理解しようと思うから、相手のことに興味を持ち、より深く知りたいと思うことができます。そして、何事も出来たときや達成した自分を想い描き、努力するから楽しむことが出来ます。
日常生活でも友人が何か成し遂げたときや自分の成長を実感したときに感動するのは、オリンピズムが皆様の心にもあるからではないでしょうか。
私も日々の生活の中でオリンピズムの考え方を意識してみようと思います。
それではまた!
株式会社ALL EFFORT 広報担当