仙台育英・須江航監督の1000日計画に学ぶ!目標達成に大切な2つのこと
こんにちは。株式会社ALL EFFORT広報担当です。
皆さん、先日の夏の甲子園はご覧になったでしょうか。
今年の優勝校は、東北勢として初の甲子園優勝を成し遂げた宮城県代表の仙台育英高校でした。
優勝した仙台育英高校の須江航監督のインタビューの「青春って、すごく密なので」という言葉も話題になりましたね。
さて、100年を超える甲子園の歴史の扉をこじ開けた仙台育英高校ですが、4年前の第100回大会で初戦敗退したところから始まった「1000日計画」があったことを、皆さんはご存知でしょうか。
今回は、そんな仙台育英高校の指揮官・須江航監督が行った1000日計画と、そこから学べる目標達成に大切な2つのポイントをご紹介したいと思います。
期限を切ること
目標達成に大切なポイント、その1つ目は「期限を切ること」です。
須江航監督は、第100回大会で埼玉の浦和学院に0ー9で大敗したあと、試合後のインタビューでこのように答えたそうです。
1000日以内に全国制覇する計画を立てて明日から練習します。
この時、1000日という期限を切ったこと、そして公言して退路を断ったことが、今大会の優勝に繋がったのではないかと思います。
目標を達成するためには「いつか」「どこかで」という曖昧な期限では達成できません。
期限をはっきりさせることで、計画やタスクに落とし込み、行動に変化し、成長するものだと思います。
この1000日計画を公言した日から1471日での、悲願の初優勝となりました。
ロールモデルを決めること
目標達成に大切なポイントの2つ目は「ロールモデルを決めること」です。
仙台育英高校の監督に就任したばかりの2018年1月。
須江航監督は1人で大阪まで赴き、春夏合わせて6度の全国制覇の経験がある大阪桐蔭高校の練習を見学しに行ったそうです。
そこで大阪桐蔭の西谷浩一監督に「指導する上で大切にされていることは」「チームづくりとは」「強化と育成をどう両立されているのか」ということを質問攻めにしたそうです。
また今大会の優勝後インタビューでも、以下のように語っています。
今日の下関国際さんもそうですけど、大阪桐蔭さんとか、そういう目標になるチームがあったから、どんなときでも、あきらめないで暗い中でも走っていけた。
このようにロールモデルとなる人物・組織から徹底的に学んだことが、コロナ禍の多くの困難を乗り越えての優勝を成し遂げた原動力になったのではないかと思います。
さいごに
いかがだったでしょうか。
私自身、今回の仙台育英高校の優勝にはとても感動しましたし、須江航監督の優勝インタビューには本当に心打たれるものがありました。
「東北の悲願を達成する」という思いを背負って、努力やプレッシャーは計り知れないものだったと思いますが、「1000日以内に全国制覇する」と公言したからこそ、それが「やるべき理由」に変わり悲願を達成できたのだと思います。
この記事を読んで、目標達成のために多くの努力をしている方々のご助力になれれば幸いです。
それではまた。
株式会社ALL EFFORT