こんにちは。株式会社ALL EFFORTです。
皆様は学生のころテストの時、マーク式解答と記述式解答どちらが得意でしたでしょうか。
私はどちらかというと、答えが1つに決まっているマーク式解答の方が得意でした。
そのためか、社会人になると自由なアイディアや、柔軟な考えを求められても、実は馴染みがあまりなくて悩むことが多かったです。
しかし、今のコロナ禍の中で、良い意味で常識が崩れることが多くなり、より柔軟な発想によって、どんな状況であっても業績アップをしていく必要があります。
そこで今回は、コロナ禍でも業績アップをし続けるために、弊社でも大事にしている、既存の考え方から脱却してアイディアを生み出すラテラルシンキングについて書いていきたいと思います。
ラテラルシンキングは最短で効率的に答えを導く考え方
ラテラルシンキングとは多様な思考を許容し、最短で効率的に答えに導こうとする思考法の1つです。
ラテラルシンキングで大事なことは、前提に捕らわれないことです。
対比として出てくる考え方として、ロジカルシンキングが挙げられますが、両者の違いは、ロジカルシンキングは過程を重視し、ラテラルシンキングは結果を重視すると言われます。
特徴として、ロジカルシンキングはAがありBがあり、だからCであるという積み上げながら答えを導く考え方に対し、ラテラルシンキングは過程をスキップし、いきなり答えに到達しても良い考え方です。
基本的に学校教育の方針により、ロジカルシンキングを学んでおり、テストで複数解答ではなく、1つの解答を求められてきたため、ラジカルシンキングというのは少し馴染みが浅いかもしれません。
しかし、変化が著しく、情報過多な今の世の中では、ひと昔前よりに比べるとより求められる考え方です。
前提を壊して結果にたどり着く
ラテラルシンキングで行うことの1つに前提を壊してみることが挙げられます。
例えば、弊社の代表が昔卓球をしていたことから、卓球を取り上げてみます。
卓球に勝つことを目的とすると、ロジカルシンキングだと、練習をして、正確に球を打てるようにすることや、反射神経を鍛えて、どんなボールも目で追えるようにするといったことが挙げられます。
では、ラテラルシンキングになると、勝てば良いので、ネットを動かして自分の陣地を狭くして相手の球が入りにくく、逆に相手の陣地を大きくして自分の球を入りやすくしたり、プロの卓球選手に代理でやってもらうなどが考えられます。
大切なのはルールや常識にがんじがらめになるのではなく、「その手があったか」と思わせるようにルールや常識を壊してみることが第一歩になります。
もちろん結果になれば何をしても良いというわけではないですが、意図して常識を壊すことで、見える世界が広がる感覚がわかると思います。
さいごに
コロナ禍でも業績アップをし続けるために、弊社でも大事にしている、既存の考え方から脱却してアイディアを生み出すラテラルシンキングについて書いていきました。
弊社でも考え方が凝り固まってしまったり、過程を重視しすぎることもあるため、自由な発想や発言ができる空気のもと、ラテラルシンキングを許容するようにすることで、1人1人個性あるアイディアを促すことができるようになりました。
誤解してはいけないのが、ロジカルシンキングもラテラルシンキングもどちらも大切な考え方ということです。
ラテラルシンキングで出てきたアイディアをロジカルシンキングで深堀することで、アイディアがより実現可能なものに昇華することができるので、両輪で行うと良いですね。
本記事を通して、ラテラルシンキングを知り、より自由で効果的な発想で業績アップのきっかけに少しでもなれたら幸いです。